富士山
新幹線が楽しいのは夜行バスの辛さを知っているからかもしれません
基本的に長い移動をする乗り物にのるとはしゃいじゃいますよね!
東京行きの新幹線3時間
大阪へ向かう夜行バス8時間
中国行きのフェリー2泊
チベット行きの列車2泊
以下下品な記事注意
懐かしい!
私は中国を寝台列車で巡る旅を2回したことがあります
車内はまさかの3段ベッドです
普通に座ることもままなりません
一番上は緊張で寝れません(柵がないから)
最初こそ『わあ!中国中国梁山泊』キャッキャッとはしゃぎちらしていた私ですが
シルクロードをひたすら遡るという強攻な長旅の疲れと
ゴビ砂漠を『世界はオレのものだああああ』と駆け抜けた時にHPを消費したことと
直前に食べさせられた珍味『らくだの足のうらの脂肪分』のおかげで
酷い吐き気と下痢に悩まされ地獄の道中を味わいました
基本的に中国の寝台列車のトイレは穴から線路に垂れ流しです
トイレ中には水をはったバケツが用意されており
セルフサービスで流します
便器に中国人の捨てた果物がはさまっていて流れない事もあります
そんな劣悪な便器事情ですが究極の下痢の私に選択の余地はありません
みんなが寝静まる深夜にひとりちり紙を持って3段目とセルフトイレを往復
中国の強力な菌に正露丸での応戦など児戯にも等しいのです
そして何度目かのビッグウェーブが来た時に事件はおこりました
トイレのドアあかねえ!
そう!垂れ流し便器仕様のため、
トイレは列車の走行中にしか使用出来ないようになっていたのでした!
泣きました
ものすごくみっともなく
そうすると中国人がやってきて慰めてくれました
その時の私には名倉似の彼がイケメンに見えました
明らかに怪しいタブレットのような黄色い薬をくれました
こころの弱っていた私は疑いもせずそれを水でかきこみました
もちろん治りませんでした
でも気休めにはなりましたね
おわり
なんだこれ
旅の話をしようとしたらこれだぜ
まあ結論はというと
私は長距離を移動する旅が好きだということです
窓から、あらゆる人の暮らしの一部をのぞいては
いろいろな物語を想像してしまいます
(よし、綺麗にしめたぞ)

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